レポート課題2
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下記に示すレポート課題2の答案例は一つの見本ですが(こちらで仮につくったもの)、できるだけこの見本の形式で提出してほしいと考えています。内容は受講生の皆
さんが作ります。
【レポート課題2の答案例】
①本時案
レポート課題1で作成した本時案をそのまま下記に示します。
②観察者から出た複数の意見とその集約
模擬授業は次の日程、場所で行った。
日 時 平成31年3月2日(土) 13:30~14:15
場 所 小平市内レンタル会議室
参観者 弟、姉、友人2名
配布物 本時案(修正前)、評価用メモ用紙
4人の参観者に本時案と評価用メモ用紙を配布し、本時の流れとメモ用紙の記入について説明した後、模擬授業を45分で行った。参観者から下記のような指摘があっ
た。
ア)本時案(導入、展開、まとめ)の時間配分など。
・導入がやや長かった。
・どこからが展開なのか分からなかった。
イ)わかりやすさ。
・沸騰は「ふっとう」と平仮名を使い、子どもの実態に合っていた。
・泡という字も4年生で習っているのか。仮名をふってもいいのではないか。
・湯気やあわは水が変化したものか、という質問は結論を先に言っているようなもの。
ウ)児童が興味をもてる内容か。
・袋が冷えたとき水滴がたまるというのが児童には興味深いと思う。
・なぜ漏斗を使うのか。袋にフラスコの首を直接つけた方がはやい。
・安全指導が必要、指導案に書いてあるだけで言っていなかった。
エ)一方的な受け身の授業ではないか。
・観察者への質問が2回しかなかった。
・手順の説明が多く子どもに発見させるという面が弱い。
オ)授業者の言葉づかいは妥当でしたか。教師として相応しい言葉づかいでしたか。
・ていねいな言葉使いだった。
※画像は必ずしもこのようにする必要はありません。左の様子の画像だけでも結構です。なお、ここに写っている桐山ゼミ学生はすでに卒業し、全員が公立小学校教諭と
して勤務し、それぞれが活躍しています。
③意見をもとに修正された本時案
いくつかの指摘を受けたが、実際にやってみて難しいものだと痛感した。その中で大事だと考えたことは、質問の改善と、安全指導を充実させ、実験方法を改善しない
といけないとい うことである。その観点から改良した本時案を次に示す。赤字が 改良したところである。板書計画にも反映させた。
④模擬授業で学んだこと
本時案の作成はわりあいすぐにできたが、それを実施する段階で初歩的なミスに気付いた。丸底フラスコがなかった。姉の友人が小学校教師をしていてかしてもらい実
験ができた。彼女は参観者の一人にもなってくれた。アルコールランプ、三脚と金網もかりることができたのは幸運だった。もし、こういう友人がいなかったら、ガラス
製のコーヒーサーバーと携帯用コンロを使わないといけなかった。あるいは、電気ポットのような湯沸かし器で実験しなければならなかった。これでは泡が見えにくい。
だから、第1課題の本時案には、地味ではあるが実験を計画するようなものにすればよかったのかもしれない。教育実習に行く前にこういう体験ができてよかった。どん
なことも、机上の空論ではだめで、自分の頭で考え自分で実施してみてはじめて得るものがあるということを学べた。