レポート課題1

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下記に示すレポート課題1の答案例は一つの見本ですが(こちらで仮につくったもの)、できるだけこの見本の形式で提出してほしいと考えています。内容は受講生の皆 さんが作ります。


【レポート課題1の答案例】

第4学年 理科学習指導案

授業者 森山孝子(1927179)
対象児童 4年生(男女30名)

1 単元名 「水・水蒸気・氷」

2 単元の目標
 水は温度によって状態が変化し、氷になると体積が増えるという考えをもつことができるようにするとともに、水蒸気や氷に姿を変える水の状態変化と温度とを関 係づ ける能力や、興味・関心をもって追究する態度を育てる。

3 本単元について(教材観・指導観など)
 本単元は、教科書の第5章第2節の単元「金属、水、空気と温度」にある3つの小単元のうち、「水・水蒸気・氷」に関する内容である。水は身近な物質であり個 人的 にも興味がある。また、三態変化は科学的興味を持てる内容であり、環境教育にもつながっていく可能性を持つ。これらの考えから私は本単元を選択した。

4 児童観(想定)
 児童たちは日常生活で起こる自然現象や生き物に興味を持っている。クラスで飼っているメダカの世話も分担して行い、水槽の水が減っていることにも注目してお り、 生活と実験の関連が期待される。数名落ち着きのない児童がいて、実験になると特に気持ちが高ぶることが予想される。周囲の児童は、その児童たちに対して理解がある ので、クラス全体としては仲が良く、雰囲気も良い。実験では、互いに安全面にも気をつけて声を掛け合いながら協力してやり遂げてほしい。

5 指導計画(全7時間)
 指導計画は、教科書p135 (2)単元の指導計画と指導案例 第3次(全5時間)に相当する部分である。
・単元導入 水のすがた(1時間) 
・水を熱したときの変化(2時間)(2時間目が本時 3/7)
・水を冷したときの変化(2時間)
・氷になるときの体積の変化(1時間)
・水の3つのすがた(1時間)

6 本時「水を熱したときの変化」(3/7)の評価規準
・水を沸騰させたときに出る泡は水がすがたを変えたものであるということ考え表現している。
・水は温度が100℃近くになると水蒸気となって空気中に出ていき、水蒸気は冷されて再び水になることを理解できている。
7 本時の目標
・袋に集めた泡が水の姿になっていることから、泡は水が目に見えない姿(空気のような気体)に変わったものであると考え、自分の考えを表現することができる。
・水は、温度を100℃近くに上げると水蒸気になって空気中に出ていくことや、冷されて再び水になって現れることを理解する。

8 本時の展開(3/8時間)
模擬授業実施前の本時案


9.板書計画

模擬授業実施前の板書計画

10 参考にした資料・URLなど
・第4学年学習指導案 www.pref.okayama.jp/uploaded/attachment/134490.pdf
・奈良県立教育研究所 http://www.nps.ed.jp/nara-c/ 
・大阪府教育センター http://wwwc.osaka-c.ed.jp/