連濁

複合語を作る場合に、後項要素の第一音が清音から濁音に音を換える現象。語の「一語性」を高める機能があると解釈できる。
つまり、ヤマコエ(山越え=アクセント核は2ヶ所 ○)のように発音すると、2語の文(「山を越えて」の意として「山越え 谷越え はるばると」などの従属句となる)と解釈できるが、ヤマゴエ(山越、アクセント核はない ○)のように発音すると1語として、「山越えをする」という文の要素(一語)となる。