日本語コミュニケーション研究論集 第2号
日本語コミュニケーション研究会・編
2012.11.30刊
表紙・目次
第1部 コミュニケーションのための日本語教育文法
伝聞と引用の相違について
小野正樹(筑波大学准教授)・・・・・・・・・・ 3
終助詞「よね」の機能
金 玉任(誠信女子大学教授) ・・・・・・・・・・ 12
コミュニケーション能力養成を目指した総合日本語コースの計画案
――Can-doを通した初級日本語シラバスの見直し――
ショリナ ダリヤグル(カザフ国立大学講師)・・・・・・・・・・・25
「しよう」「しようか」の意味・用法
――日本語教育への提案――
山下由美子(創価大学講師)・・・・・・・・・・29
文末音調の実験音声学的研究
――「ノダ文」における音響分析を中心に――
畑由美子(創価大学助教)・・・・・・・・・・39
日本語会話における留学生の会話への印象
――対話者の違いによる影響に注目して――
新井優子(筑波大学大学院生)・・・・・・・・・・54
第2部 発話機能論から配慮表現研究への応用と対照研究
いわゆる疑問表現のコミュニケーション上の二面性をめぐって
山岡政紀(創価大学教授)・・・・・・・・・・93
励ましについての日中対照研究
李 奇楠(北京大学准教授)・・・・・・・・・・103
談話における「全然」の機能について
――文脈的否定の配慮的側面を中心に――
斉藤幸一(創価大学助教)・・・・・・・・・・90
《主張》における迂言的二重否定にみられる配慮表現の研究
――「といっても過言ではない」を中心に――
大堀裕美(創価大学大学院生)・・・・・・・・・・100
日本語とシンハラ語の「依頼」に関する対照研究
――日本語学習者による可能要求依頼表現を中心に――
デヒピティヤ スランジ ディルーシャ(筑波大学大学院生)・・・・・・・・・・109
依頼における文末形式「かな」「と思ったり」「と思って」の配慮表現としての機能について
山下悠貴乃(筑波大学大学院生)・・・・・・・・・・119
奥付
研究会の案内
第3回日本語コミュニケーション研究会(2013.2.1, 創価大学にて) 終了
第2回日本語コミュニケーション研究会(2012.1.22, 筑波大学にて) 終了
第1回日本語コミュニケーション研究会(2011.2.24, 筑波大学にて) 終了