2017年05月24日

文学部の「人間学」の授業で、キューバ共和国のカルロス・ミゲル・ペレイラ・エルナンデス特命全権大使が講演しました

　文学部人間学科の共通専門科目「人間学」の授業が5月11日（木）大教室棟で行われ、キューバ共和国のカルロス・ミゲル・ペレイラ・エルナンデス特命全権大使が講演しました。

　エルナンデス特命全権大使は、「ホセ・マルティ、フィデル・カストロ、池田大作を語る―ヒューマン・ベターメントへの信念―」と題して講演。キューバ独立に貢献したホセ・マルティ氏と本学創立者・池田大作先生とのあいだに共通する人間主義の精神や、故・フィデル・カストロ前国家評議会議長と創立者の交流の足跡などに触れながら、「平和な社会を構築するために行動を続けた信念に学び、自分にできることは何かを問い続け、力をつけてほしいと思います」と述べました。講演終了後は、学生から多くの質問が寄せられました。

　人間学の授業では「人間とは何か」との総合的視座の探求を目指し、様々な分野で活躍されている著名人をお招きし、講演を行っています。これまでに、歌手であり、平和活動家、また教育学博士であるアグネス・チャンさんや、女優・歌手で大阪芸術大学芸術学部教授の島田歌穂さん、NHK連続テレビ小説『あさが来た』の原案『小説 土佐堀川 女性実業家・広岡浅子の生涯』の作者である、作家の古川智映子さん等も授業を担当しています。