創大金吹会(パイオニア吹奏楽団OB会)会報挨拶

総顧問 山岡 政紀

 

 

  金吹会の皆様、日頃からのご支援、いつも本当にありがとうございます。

 911日の都大会本選においてもOBOGの皆様が大勢駆け付けてくださり、果敢に挑戦して伝統のパイオニア・サウンドを堂々と披露した学生達に温かい激励の言葉をかけてくださいました。この先輩達の真心を忘れることなく、彼らは次なる挑戦へ新出発致しました。

 二日後の913日、パイオニア史上初となる2年生執行への執行交代式が行われ、44期から45期へと執行が引き継がれ、金田新楽団長が誕生しました。創価大学は昨年来、大学全体の方針として主にキャリア支援の観点からクラブ執行の早期化方針を打ち出し、学友会各クラブと対話を重ねて来ました。パイオニアとしても皆が悩みながら議論に議論を重ねて、経験を要する学生指揮者のみ3年生に残すというパイオニア独自の執行部体制でスタートしました。今後も試行錯誤を続けながら、新たな2年生執行の文化を築き上げていってくれるものと期待しています。

 またこのほど、39OGで大学職員の仲谷啓子さんが新たに副顧問に加わりましたことをご報告致します。OBの皆様におかれましては今後も引き続き、ご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

2016.9.30 『創大金吹会会報』第20


 金吹会の皆様、日頃より後輩たちのために温かいご支援をくださり、誠にありがとうございます。今春もまた、金吹会の皆様の物心両面にわたるご支援の象徴として、ホルン1台の寄贈をいただきました。末永く大切に使わせていただきます。

 昨年末に現在の43期執行部がスタートし、年が明けて箱根駅伝の本大会応援からパイオニアの活動はスタートしました。箱根芦ノ湖での復路スタート応援ではバスに積んであった楽器が凍るエピソードも生まれましたが、選手の心を熱くする力強い演奏で花を添えてくれました。45期新入生を温かな心で包んだ入学式での演奏も見事でした。主役を盛り立てるための陰の労苦に全魂を込めることができるその精神性は先輩達が築き上げて下さった伝統と嬉しく思います。だからこそ先輩達の陰の支援への感謝を忘れないよう、いつもいつも確認しているところです。74日は年1回となって2年目の定期演奏会です。金吹会の先輩方が一人でも多く駆け付けてくださり、温かい応援と叱咤激励を寄せてくださることを願ってやみません。

 

2015.6.24 『創大金吹会会報』第16


 金吹会の皆様、2014年も歳末となりました。本年一年も温かなご支援を賜りましたこと、心より御礼を申し上げます。

 コンクール都大会本選においてパイオニアは、1位だった予選の演奏から一段と成長した感動の演奏を堂々と披露してくれましたが、時の運に恵まれず銀賞に甘んじる結果となりました。しかし、会場に駆け付けてくださった金吹会の皆様からの率直な感動の言葉やお励ましが、学生たちにとってどれほど有り難かったかは計り知れません。そしてみな勇気をもって次の戦いへのチャレンジを開始致しました。

 その後のパイオニアの活躍は見事でありました。創大祭記念行事では第一部を大成功に導き、中国からの賓客・李小林女史から最大の賛辞をいただきました。そして、一週間後1018日の箱根駅伝予選会では選手たちを鼓舞する応援演奏で早朝から参加。悲願の本大会初出場決定の瞬間に立ち会い、感動を共に味わいました。本大会でも応援参加の予定です。さらに、1114日からの神宮野球大会でも全試合でスタンドから応援。硬式野球部の全国ベスト4を後押ししました。

 このように創大生の活躍の陰にはいつもパイオニアの姿がありました。学友を応援し、励ます戦いを通じて、彼らは自らの使命を鼓舞しているのだと確信します。一人ひとりが創大生として勝利できるように私ども顧問陣としても支援して参ります。金吹会の皆様におかれましても引き続き温かいご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 寒さに向かいますので、お体にはご自愛のうえ、どうかよいお年をお迎えください。

 

2014.12.22 『創大金吹会会報』第15


金吹会の皆様、猛暑の夏はいかがお過ごしだったでしょうか。

 コンクール都大会予選にも大勢のOBOGの皆様が駆けつけてくださいました。改めて心より御礼を申し上げます。おかげさまでパイオニアは金賞を受賞。そして、出演22団体中、得点で1位を獲得することができました(東京都大学吹奏楽連盟公式HPにて得点・順位が公表されています)。学生たち一人ひとりの並々ならぬ努力があったことはもちろんですが、それもOBOGの皆様が後輩に残し、託してくださった伝統があり、そして今この時も物心両面から支えて下さる陰のご支援あってこその成果であると、心からの感謝を申し上げたいと思います。

 もっとも、学生たちにとってこの1位は通過点でしかなく、目指すべき目標に心を一つにして、今まさに真剣なる切磋琢磨の日々を送っております。

 私自身も予選の演奏を聴きました。確かにハイレベルの演奏でありましたが、まだまだ伸びしろがある未完成の演奏であり、師匠に教えて頂き、先輩たちから受け継いだ創価の魂を、本当の意味で注ぎ込む晴れの舞台はいよいよこれからだと確信しました。

 都大会本選(921日)がその舞台となることを祈り、全力で取り組んで参ります。そして、金吹会の皆様と共に新たな歴史を創りたく、今後とも温かいご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

 

2014.9.11  『創大金吹会会報』第14


 金吹会の皆様、いかがお過ごしでしょうか。いつもいつも温かいご支援を本当にありがとうございます。特に今春は金吹会の皆様のご配慮により、マリンバ、チューブベル、ピッコロトランペット、ホルンと、楽器4台の寄贈をいただきました。真心に心より感謝申し上げます。

 この4月、創価大学としては中央教育棟グローバルスクエアが完成してから迎える最初の新入生である44期生を迎えました。今年度は新たに国際教養学部が開設され、1期生84名が世界から入学しました。42日は創価大学の新時代を象徴する入学式となりましたが、そこでもパイオニアはオケピを陣取り、台湾からの賓客の前で真心からの「朋友」を見事に演奏しました。その感動が新入生の胸に響いたのか、去る430日には過去最高の49名の新入生を迎えて入団式を行いました。さっそく練習場所の確保など、執行部は嬉しい悲鳴に悩んでいるところです。まずは75日の定期演奏会に向けて最高のスタートを切ることができました。今年度も金吹会の皆様と共に勝利の一年を築きたく、変わらぬご指導ご鞭撻を何卒よろしくお願い申し上げます。

 

2014.6.9  『創大金吹会会報』第13


 金吹会の皆さま、921日の都大会本選ではたくさんの応援を本当にありがとうございました。OB諸先輩の思いがこもった大曲ショスタコーヴィッチ交響曲第5番を見事に演奏しきり、東京という激戦区で堂々たる金賞を勝ち取りました。そして、次なる戦いへとパイオニアは心新たに出発を切りました。

 さて、中央教育棟グローバルスクエアと新・学生センターが落成して早や3ヶ月。卒業期ごとの期別大会も随時開催されており、母校に足を運ばれたOBの方も少なくないことと思います。わがパイオニア吹奏楽団はこの期別大会への出演依頼も多く受け、創大の輝く未来を築きゆく息吹を吹き込んでくれています。野球部のリーグ戦や箱根駅伝予選会にも選手を鼓舞するパイオニアの勇姿がありました。こうしたパイオニアの大活躍を創立者池田先生が喜んで下さり、会食会開催のご配慮を下さいました。1125日の会食会当日は、馬場学長、田代理事長も出席され、感謝と労いの言葉も頂く中、全員が先生のご慈愛に包まれて楽しいひとときを過ごすことができました。

 今冬は定期演奏会がない寂しさもありますが、創大の未来を開くパイオニアの戦いは健在です。どうかOBの皆様におかれましては引き続きご支援をよろしくお願いいたします。皆様もどうかよいお年をお迎えください。

 

2013.12.18  『創大金吹会会報』第12


 金吹会の皆さまにはいつもいつも、パイオニア吹奏楽団に物心両面にわたるご支援を賜り、誠にありがとうございます。創価大学では94日に中央教育棟グローバルスクエアが落成し、中央体育館、旧大教室、野外音楽堂などがあったキャンパス中心部が、かつてとは全く異なる景観を示しております。パイオニアは落成式で祝賀演奏の大役を果たし、見事に華を添えてくれました。

 新・学生センターも99日に第1グランド脇に落成し、わがパイオニア吹奏楽団の部室も旧クラブハウスから移転致しました。すべては創立者池田先生のご配慮の賜物です。学生たちも感謝の心を胸に心機一転、新たな目標に向かって日々励んでおります。

 パイオニアにとって当面の目標は、言うまでもなくコンクール都大会本選金賞、全国大会出場であります。本年は、パイオニア史上かつてない大曲であるショスタコーヴィッチ作曲交響曲第5番に挑戦しております。この曲は創吹時代の歴史にも刻まれ、先輩方の思いの詰まった曲でもあります。この曲の打ち震える魂、強靱なる意志を後輩たちがどんなふうに体現し、そこに創価の精神を表現しきっていくのか、どうか温かく見守り、声援を送っていただけたら幸いでございます。OBと現役生が心を一つにして報恩の戦いに勝利して参りたく、どうかよろしくお願い申し上げます。

 

2013.9.15  『創大金吹会会報』第11


 金吹会の皆さま、日頃からのパイオニア吹奏楽団に対する真心のご支援に心より感謝を申し上げます。今年度より私が顧問陣5名の責任者として正顧問を兼ねることとなりました。土井准教授には引き続き副総顧問として、団員の学業指導、生活指導に当たって頂くこととなっております。副顧問の小澤・奥田・高野共々、どうぞよろしくお願いいたします。

 わが創大キャンパスでは新総合教育棟の建設が進み、6月の竣工を目前にして堂々たる威容を表しています。第1グラウンド奥の看護学部棟隣接地に建設中の新学生センターも完成間近で、パイオニアもいよいよ今秋には新しい部室へと移転致します。教育においても馬場新学長のもと、文科省から採択を受けた「グローバル人材育成推進事業」が強力に推進されます。これらは本学が新たな時代を迎える象徴と言えます。

 この新時代にパイオニア吹奏楽団はどのような発展の姿を示していけるのか、本年はまさにその真価が問われる1年となります。前号でもお知らせした通り、今年度より7月のコンサートを定期演奏会とし、12月には演奏会を開催しないこととなりました。2月に発足した41期執行部は数ヶ月後には定期演奏会を迎えます。様々な思いがある中での現役生たちの英断に対し、金吹会の先輩の皆様にもご理解と激励を頂ければ幸いです。42日の入学式では本会場で見事な記念演奏を披露し、パイオニア・サウンドの健在を存分にアピール致しました。そしてこれから迎える定演、コンクール、創大祭と、すべてに勝利しながら、団員一人ひとりも学生生活に勝利していけるよう、金吹会の皆さまにはご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

 

2013.5.30  『創大金吹会会報』第10


 金吹会の皆さま、いつもパイオニア吹奏楽団に温かいご支援をいただき、誠にありがとうございます。年末恒例のパイオニア定期演奏会もあと一ヶ月となりました。皆さまのご来場を楽しみにお待ち致します。

 さて、6月のサマーコンサートの際にも発表があった通り、パイオニアは明年2013年度より夏のコンサートを定期演奏会とし、12月には演奏会を開催しないこととなりました。これは、大学3年生の就職活動開始時期が全国的に早期化していることを考慮して、本学学友会がクラブ執行交代の早期化を各クラブに提案したことに対し、学業との両立、適正なクラブ運営の模範的な姿を示すべく、団員の総意で自発的に決定したものです。

 パイオニアは今や創大祭、オープンキャンパス、友好の集い、同窓の集いなど、大学の主要行事で欠かせない存在となりました。入試部長の立場から言えば、現役創大生の生命力や誠実さの象徴的存在として受験生にも大きなインパクトを与えてくれています。この活躍は嬉しいことである反面、大学人としては学生たちの負担にも思いを致しております。その意味で金吹会の皆さまには、年末の演奏会がなくなる寂しさもあろうかと存じますが、パイオニアのトータルの活躍の姿を温かく見守って頂ければ幸いでございます。

 金吹会の皆さまには、来たる1223日、最後の冬の演奏会をどうぞご堪能ください。そして、変わらぬご支援のほど、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

2012.11.27 『創大金吹会会報』第9


 金吹会の皆さま、日頃のご支援に心より感謝申し上げます。この四月より総顧問として復帰させて頂きました。学生部長在任中には、土井美徳顧問が団員一人一人の学業・進路面や学生生活に対するきめ細かな指導をしてくださり、そのままお任せして何の心配もありませんでしたが、その上でパイオニアの歴史を知る一人として大所高所から関わってほしいと飯田団長より依頼があり、御恩返しのつもりでお受けした次第です。

 今夏のコンクールでもパイオニアの闘いは見事でした。全国最難関と言われる都大会本選では、優しく温かな気品あふれる課題曲「さくらの歌」、そして完璧な意思統一と迫力で聴く人の魂を揺さぶった自由曲「交響的断章」と、いずれも歴史に残る名演で、堂々たる金賞でした。これほどの演奏でも全国大会代表権が得られなかったことは過酷な現実ではありますが、演奏を通じて創価の勝利は見事に表現されていたと、心からの拍手を送りたいと思います。何よりこの闘いを通じて、一人ひとりが創立の精神を血肉化し、成長できたことこそが何よりの財産であると確信致します。

 明年二月に就任十周年を迎える磯貝富治男音楽監督には、パイオニアへの献身的なご尽力に心から感謝するとともに、更なるご健勝をお祈り致します。私も土井顧問、三名の副顧問と共に、パイオニアの縁の下の力持ちとして微力を尽くして参る所存です。金吹会の皆さま、どうか今後ともご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

 

2012.9.25 『創大金吹会会報』第8


創価大学ホームページへ
日文ホームページへ
山岡ホームページへ