ローマ字 Romaji

ローマン・アルファベットroman alphabetを使った日本語の表記法。日本語の表記史においては、補助的・初歩的な表記法として採用された臨時表記と見なすことができる。明治以後、日本語の表記法として正式に採用しようとする運動が起こり、「国字ローマ字化運動」と呼ばれる。

英語綴りを基としたヘボン式(羅馬字会式、標準式)と、日本語の音韻体系を基とした日本式とがあり、学校教育の場では、国語の教科内で日本式を基とした訓令式を教えている。実社会では、ヘボン式がかなり普及している。次に示すのがその主な相違点である。

 シュオー
ヘボン式shichijidzufushuo
日本式sitiziduhusyuô