Chamberlain『日本口語読本』の書誌情報&データ構造
【書名】
- A Handbook of Colloquial Japanese ,London & Tokyo,1888(1st),1889(2nd),1898(3rd),1907(4th).
- データ構造 節(¶)番号(初版) | 4版のページ数 | 各版毎の所載状況 | ローマ字例文 | 漢字仮名交じり改変例文 | 英文
- 区切り符合 "|"(半角縦線)
【凡例・方針】
- 例文は、大文字で始まるローマ字文を中心に、それと並べる形式で載せられている文を加えた。語のリストなどは、例文として認めていない。
- ¶を最初に置いたのは、1~4版を通じて、大きな変化がないためである。変化した部分については、参考文献に述べてある。
- 各版の所載状況のうち、「1234」とあるのは、1版と4版にあるものを自動的に2・3版にあるものとして認めたものである。また「0234」とあるのは、2版と4版にあるものを、3版にもあると認めたものである。
- ローマ字例文中で、「i~」「 u~」とあるのは、原本でi,uの上に「∪」記号のある字で、それぞれの母音の無声化を表す(母音の無声化の記述形式は、明星大学の柴田雅生氏が、アーネスト・サトウ『会話篇』で用いたものを踏襲している)。長音は「^」を用いて「o^」「u^」のように記した。
- 英文は、いくつかあるもののうち、一つを提示している。日本語例文の意味を理解する注記と位置づけたためである。
【参考文献】金子弘(1991) Handbook of colloquial Japanese の諸版について(『日本近代語研究』1 ひつじ書房)
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