1 宮崎・桐山ゼミの経緯
2012年度から宮崎先生と桐山が教職課題研究Ⅰ・Ⅱ(ゼミ)を担当しています。2011年度は宮崎先生が在外研究で渡
米されていたため、松浦先生と桐山で担当しました。2010年度は、宮崎先生、角田先生、桐山の3名で担当させていただきました。このときの学生が最
も多く13名おりました。現在、ゼミを巣立った修了生は40名近くになり、修了生の中から新任として公立学校教諭、東京創価小教諭、現職からは比較教
育を視野に入れた実践の小学校教諭、特別支援教育の実践の小学校教諭、理科・地歴公民科教育を研究する中・高教諭、指導主事、副校長、独立行政法人専門職員など多彩な人材
が出ています。そして、彼らの教育実践や研究も充実の一途を辿っている現状です。
在学生に目を向けますと、今年度はゼミ生が少なくリーダーコース学生2名です。お二人とも非常に優秀な方で、資料収集、文献研究、データ分析、レ
ジュメづくりに邁進しております。修了生の眞所佳代先生からご提案いただいた本研究会も4回目を実施させていただくこととなりました。これからも、こ
の教育実践・研究の共有による人間対人間のつながりを絶やすことなく、継続・発展させていきましょう。
2 タイトルと発表者
12:00~12:15
宮崎・桐山ゼミ第4回研究発表会開催にあたって
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校地歴・公民科教諭 眞所佳代先生
12:15~12:20
発表・討論の方法と計時について 桐山信一
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研究発表1 座長:眞所佳代、計時:藤村美幸
12:20~12:50
1.日本の学校教育改革の文脈におけるグローバル・コンピテンスの概念化と位置づけに関する考察、内田 稔
12:50~13:20
2.児童期前期に育みたい資質・能力に関する考察~フォーカスグループインタビューを通して~、大城 威
休憩
研究発表2 座長:内田 稔、計時:藤村美幸
13:50~14:20
3.Boraer pedagogyの理論を用いた主権者教育プログラムの構築、眞所佳代
14:20~14:50
4.学習意欲を高め,確かな学力をはぐくむ指導法の工夫~ICT機器の活用を通して~、橋本隆生
14:50~15:20
5.理科と社会科の教科横断的な「進化」の授業開発―動物園・博物館との連携を通してー、川島紀子
誌上発表
6.「能動的な学習(A.L)」の実践からみえてきたもの―思考ツール・アイテムの活用を通した実践事例―、徳嵩廣治
休憩
15:50~16:20
修了生・参加者の方々による近況報告
16:20~16:30
ご挨拶・ご講評、創価大学教職研究科教授 宮崎 猛 先生
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18:30~20:30
懇親会(教職を共に語る心の会)、場所:ウラニワ八王子店
UrL:https://tabelog.com/tokyo/a1329/a132904/13142092/ TEL:042-648-4546
発表終了後
教師には3つの側面があります。教師は公務員としての公的な教育者であるとともに研究者としての側面があります(teacher’s
triangle 下図)。近年、教員養成の高度化・教職の専門職化の潮流から、この研究者の側面が非
常に大切になってきています。
・子どもの変容をどのように認識するか。
・自らの授業の有効性をどう検証するか。
・何が原因で学級経営がうまくいかないのか。
このように問いを立てて研究する視点が教師には強く求められています。宮崎・桐山ゼミでは、この”問いを立てる"営みを重視し時間もかけて取り組
んでいます。
懇親会場にて
発表後、懇親会場で議論はさらに盛り上がりました。宮崎先生、これまで本当にありがとうございました。
Thank you Professor Miyazaki for everything , in
heart. by N.KIRIYAMA